どうして仕事が出来なかったのか??WDW落ちこぼれキャストが苦手を克服した話 前編
CRプログラム渡米3ヶ月経っても、実は帰国したいと思っていたよしふじです。
(今思うと、本当に帰国しなくて良かった笑)
レストランほぼ未経験の私、本当に大変でした!
何と言っても時間制限のあるマルチタスクが苦手…
計画を立てて実行出来るぐらいの時間のゆとりがあれば、色々考えてから動けるのですが、お客様1ターンの目安時間が決まっているような忙しいレストランではそうもいかず…
結局、帰国するまでには仕事が嫌じゃないところまでいけたのですが
この頃、渡米から3ヶ月時は本当に帰りたかった…
それでも何とか人並みに働けるようになったのは
諦めずに指導してくださった先輩方や、
もういやだ!って思った時に話を聞いてくれた同期の子たちが居たお陰だと思っています。
そんなぱなこがどうやって苦手を克服したのかを今回は書いていこうと思います◎
大したことはしていないし、慣れの部分も大きいのですが
CRプログラムだけでなく、
同じように飲食業務初心者で悩んでいる人の助けになればと思います!
苦手の原因
周りを見れない:集中と俯瞰のバランス
作業に慣れないということもあると思うのですが、
今やってる仕事だけに必死になってしまい「周りが見えていない」とよく指摘されていました。
例えば自分の仕事には自分だけが担当の仕事の流れA→B→C→Dと並行して
チーム共通の仕事Zがあって、
その業務に今あたれるのは私しかいないのに
A→B→C→Dをこなすのに必死(または作業しながら次の工程を考えられないので作業自体が遅くて)
そのタイミングに気付くことが出来ない、といった感じです。
大体忙しいタイミングって重なるもので、
そのとき如何に素早く出来るか、又は少し前に察知して準備して動けるかがポイントになると思うのですが、それが出来ませんでした。
というかそもそも何か作業しながら次の工程を考えるという脳の使い方が昔から苦手だったんですね。考えてみれば私、歌うことは好きで人並みですが上手い自覚はあっても、ピアノやギターのような楽器はずっと苦手だったんです。
声は自分の感覚で調節出来るから、音の出し方で頭を使う必要はあまり無くて、頭を使うのは歌詞とか音程とか表現といった歌自体に関することだけで良い。しかし楽器になると「音を鳴らす」という段階から楽器の使い方を身体が覚えなきゃいけない。身体が覚えるまでは頭を使う必要がある。そうすると身体が覚えるまでは音を鳴らす、曲を演奏するの二方向に頭を使わなきゃいけない。だから「楽器の鳴らし方を身体が覚える」段階まで行けずに飽きて挫折するパターンだったのかなと今になってみれば思います。
ただ、上記の理論でいけば「身体が覚えれば出来る」っていう事なんですよね。
苦手だったけどレストランの仕事を諦めず続けたことでそのことに気付けて良かったです。
効率を考えられない・完璧主義
前項に共通するのですが、「次の工程を考えながら作業する」ということが出来ないので非常に効率が悪かったです。
また、完璧主義というか飲み物一つ作るにしても
「氷とドリンクの配分をこれぐらいにしたい」
「備品の在庫が減ってたらあとで困るから絶対に補充しておきたい
(忙しいと放置する人がほとんど、またはいつもやってくれる人はそもそも仕事が速い人)」
みたいな妙に細かいところに気づいてしまう所とこだわりが内心あって、
それも作業を遅くする原因だったのかなと思っています。
丁寧なのも確かに良いことだし、そうやって丁寧に仕事を行なっていた自分のことも今思うと愛しいのですが(当時は本当に早く出来ない自分のことが嫌だと思っていました)
やはり一組織の人間として働く上では求められること(スピード)に応えないといけないですし、客層に合わせたサービスというものもあってそこに適応することがゲストのためにもなるのだと思います。(アメリカにあるレストランの中では回転効率の良い方だったと思います。アトラクションのファストパスやショーの時間があるので長居される方は少ないのです。)
それに、妙に細かいことが気になるのもスピードを意識した頭の使い方をしていなかったからなのです。
次のことを考えながら動くと、それまで意識して出来ていたことが出来なくなっていたります。
でも実はそれ、出来ていなくてもゲストには影響しないような些細なことだったりするのです。
その些細なことに気を取られて、ゲストへの提供が遅くなったらそれこそゲストのためにはなりません。
その些細なことを気にしてしまう原因は、
実はこのような理由だったりします。↓
人の顔色を伺いすぎる
そう、この自身の性格が私の最大の敵でした。
「忙しそうだし、今このタイミングで何か訊いたりお願いごとをしたら嫌な顔や冷たい態度取られるかな」
「今さらこんなこと訊いたら怒られるか馬鹿にされるかな」
そんなことが気になって、特に夜は戦場のようになる職場では中々上手くコミュニケーションを取ることが出来ませんでした。
でも本当はコトが大きくなる前に誰かに共有しておいた方が良いんですよね。
私が気づいていることが、他の人も気づいているのかそうじゃないのかなんて聞くまでわからないのですから。
報連相なんて頭でわかってるつもりでも、身を以て理解をしていませんでした。
思えばその前の仕事で妙な居心地の悪さを感じていたのは、私も直属の上司もタイミングを待つタイプの人間だったからです。
(剣道で二人とも構えの姿勢のまま動かないところを想像してもらえたら、その気まずさがわかるかと思います笑)
気になってしまった以上はいつかは聞かなければいけないのですから、行動する上で早いに越した事はないのです。
長くなってしまったので後編に続きます!
次はこれらの原因をどうやって改善していったかを書こうと思います。
お読み頂きありがとうございました◎