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見切り発車なQueer冒険記

毎日が刺激的な冒険。ディズニーキャストのプログラムはコロナで頓挫中。タイ🇹🇭→物流→CRP🇺🇸

CRプログラム職種紹介!(主にダイニングセクション)

 よしふじです。

 

 最近ではトランプ大統領が年内の新規ビザ発給停止を宣言しましたね。

 これによりReturn to programのチャンスを信じていた私の同期たちも諦めモードに入ってしまいました。

 実際のところ2019年8月渡米の私たちはまだビザの有効期限としては残っている状態なのですが、その状態で果たしてDisneyがプログラム再開を決めるかと訊かれると、ナシの可能性の方が高いのではないかと思ってしまいます。

 

 2021年1月が直近の渡米時期のようですが、そうすると1月組の方々はCRプログラム始まって以来の先輩方のいないCR生になるわけですね!

自分たちのカラーを作っていけるのは楽しそう!

と同時に私がこれから書く記事が意味をなさなくなる可能性はあるのですが笑

(各セクションの雰囲気もそうですし、米国三越もこれを期に変えることもあるかもしれないですしね)

 

 今回も多くの方が気になるかな?と思ったテーマについて書いてみることにしました◎

 

 各職種のやりがい、大変そうなところを書いていきます〜

 渡米後の配属先面接の参考にしてみてください◎

 また、私の職種はダイニング、サーバーでしたので自分の職種以外は聞いた話や第三者として見ていてこんなところがやりがいだろうな、大変だろうなということを書いています。

 

 

 

 

ダイニング

 日本館二階にあるレストラン、東京ダイニングと鉄板江戸でのポジションになります。

 東京ダイニングは寿司をメインにした日本食全般を提供しているお店です。

 鉄板江戸ではアメリカでは日本料理として有名な鉄板焼き(Hibachi料理)を提供しています。

 

ゲストサービス

 着物を着てレストランに来るゲストの対応をする、日本館レストランの顔。

 着物で優雅にゲストとお話…と華やかなイメージですが、その業務は屋外受付、室内の受付、座席案内、座席のセッティング、ゲストの座席アサインと多岐に渡る上に体力勝負です。そもそも日本人の多くは一日中着物を着て過ごすという生活をしたことが無いので慣れるまではご飯を食べるだけで大変そうでした。

 しかしやはり着物という日本の伝統服に興味を持つゲストは数多く、話しかけて頂ける機会は多いようです。またセクションを跨いだり屋外での業務もあるため日本館全体、エプコット全体を把握することによってゲストのお役に立てる機会は多いです。

 

  • やりがい

 ☆日本館の顔としてゲストの日本館に対する第一印象を担う重要な役割

 ☆屋外受付業務だとエプコット全体についての質問を受けることもあるので、エプコットやパークに詳しくなれる

 ☆座席アサインはゲストを回転効率良く席にご案内することによって売り上げに貢献出来る

  • 大変なこと

 ☆着物に慣れていないと辛い。業務によっては着物のまま椅子を運ぶこともある

 ☆全ての仕事を経験出来るわけではなく、一人が担当するのは2〜3個の業務。どうしてもやりたい業務があっても出来ない可能性もある

 ☆売上貢献の為に回転効率を上げることも大切だが、全ての卓が予定通りの時間で進むとも限らない。そこで他のポジションのキャストとも上手くコミュニケーションが取れないと苦労することも。

 

 

鉄板サーバー

 鉄板江戸というHibachiレストラン(鉄板焼きレストラン)での給仕役です。オーダーテイク、ドリンクやサラダ、寿司などシェフがゲストの目の前でサーブするもの以外の配膳、お会計、テーブルセッティングを担います。テーブルの回転率を決めるのはこの縁の下の力持ち的立ち位置のサーバーに懸っていると言っても過言ではないです。

 もちろん第一に目指すべきはゲスト一人ひとりに対する満足度の高いサービスですが、パークでアトラクションを楽しみたいゲストもいる以上スピーディなサービスもサービスのクオリティのうちの一つです。

 シェフがパフォーマンスしながらゲストの目の前で調理するエンターテインメントの進行を支える司会役のような立ち位置でもあるので1組のゲストと関わる時間は一番長いですし、ゲストに関わらず同じ部屋のサーバーやシェフ、ゲストサービス、調理場の現地スタッフ等コミュニケーションを取る相手は一番多いです。

 

  • やりがい

 ☆ゲストと会話する機会が一番多い

 ☆チームで仕事をするので、ゲストのお役に立てた時だけでなく同じチームに貢献出来た時にもやりがいを感じられる

 ☆メニュー内容を把握すればするほどゲストに提案できる選択肢も増える

  • 大変なこと

 ☆(恐らく)全てのポジションの中で一番労働時間が長い

 ☆チーム戦なので、その日一緒に働く人と上手くやっていくことが大事

 ☆お金を扱うのでミスが許されない。スピーディかつミスのない対応が必要

 

 

鉄板シェフ

 鉄板江戸というHibachiレストラン(鉄板焼きレストラン)でのシェフです。パフォーマンスを行いながらゲストの目の前でステーキや焼うどんを焼いて提供します。食品を扱うということもあり、研修期間は他のどのポジションよりも長いです。試験に受からないとオンステージに立つことは出来ません。

 パフォーマンスには型のようなものがありますが、オンステージに立つようになってからも研究し続ける人が多く、それぞれオリジナルのパフォーマンスを身につけていきます。

 現地シェフと肩を並べてパフォーマンスしなければならないプレッシャーを抱えながらもシェフの方々は皆プロ意識が高く、毎回のパフォーマンスを楽しみながら全力で行う姿勢には頭が上がりません。

 

  • やりがい

 ☆自分のパフォーマンスでゲストに喜んで頂けること

 ☆仕事にオリジナリティを出せる

 ☆自分の作ったものに対する反応がその場で見られる

  • 大変なこと

 ☆食品を扱う=命に関わることなのでアレルギー対応等ミスが許されない

 ☆火傷など怪我が絶えない

 

 

東京サーバー

 寿司を始めとした日本食全般をモダンな雰囲気で提供する東京ダイニングの給仕役です。鉄板サーバーと違うのはメイン料理も全て自分で出す必要があり、基本的にはチームプレーというより個人プレーというところ。(料理を出すだけのバックサーバーという役割になる日もありますので、メインサーバーとバックサーバーの連携は必要です)

 通常のレストランのサーバーでイメージする役割はどちらかというとこちらの東京サーバーでしょう。

 鉄板江戸よりも座席数が少ない為サーバーの数も少なく、先輩後輩関係なくこじんまりワイワイとサーバー同士仲良くなりやすいです。

 

  • やりがい

 ☆ゲストと会話する機会が一番多い

 ☆常連さんが来る率が高く、指名を頂くことが出来ると嬉しい

 ☆メニュー内容を把握すればするほどゲストに提案できる選択肢も増える

  • 大変なこと

 ☆メインディッシュが熱かったり重かったりするので運ぶのが大変

 ☆一人で複数テーブルを見るので、他のテーブルとオペレーションのタイミングが被ったりすると大変

 ☆お金を扱うのでミスが許されない。スピーディかつミスのない対応が必要

 

 

寿司シェフ

 東京ダイニングにある寿司ショーカウンターでお寿司を握る役割です。これまでは寿司ショーというものが1日に何回か行われており、寿司シェフはそのパフォーマンスを担う役割もありました。私たちが渡米した頃には中断されていたので同期の寿司シェフの子は寿司パフォーマンスをすることはありませんでしたが、今後再開されたら鉄板シェフのようにパフォーマンスするようにもなるでしょう。

 パフォーマンスが無いとゲストと話す機会は減ってしまいますが、それでもお寿司を作っているところに興味を持って頂けることもあるようです。お子様を連れて見にいらっしゃる方も多いようなので子供が好きな方には良いかもしれません。

 日本館で提供するお寿司は日本のお寿司とは少し違って、いわゆるカルフォルニアロールのようなアメリカナイズされた巻物も多いです。そんなアメリカでお寿司を作った経験は将来海外の方に日本の食文化をお伝えするのにきっと役に立つでしょう。

 

  • やりがい

 ☆日本の食文化として最も有名な寿司について詳しくなれる

 ☆厨房の現地スタッフとのやり取りが頻繁なので、多国籍なスタッフと仲良くなれる

 ☆自分の作ったものに対する反応がその場で見られる

  • 大変なこと

 ☆食品を扱う=命に関わることなのでアレルギー対応等ミスが許されない

 ☆包丁を扱うので怪我することもある

 ☆他のポジションと比べてゲストとコミュニケーションを取る機会が少ない

 

 

匠亭ポジション

 2019年7月より日本館に新たなレストランがオープンしました。

 その名も”匠亭 Takumi-tei”。上記2つのレストランよりも価格帯の高いシグネチャーレストランであり、よりハイレベルな接客が要求されるとあってオープン時のキャストは全員過去にプログラム経験のある人のみで構成されていました。

 その後の増員も現ダイニングまたはクイックサービスのキャストからマネージャーが面接をして慎重に新キャストを選びます。

 総ポジションは

の3つ。全てのメニューを説明しながら提供するのでスクリプトの長さも既存レストランの比ではありません。

 私がいた頃は匠亭専属ポジションのキャストはおらず、皆どこかしら既存レストランの中にもポジションを持っていて、そこと兼務する形でした。通常の2倍以上の努力が必要でとてもチャレンジングな経験かと思いますが、成長意欲のある方はぜひ挑戦してはいかがでしょうか?

 

 

 

続いてはストアとクイックサービス編です。

 

…とはいえ、私の所属はダイニングだったのでストアとクイックサービスのポジションについてはちゃんとしたことが書けないのです。。なので私から見た他ポジションの印象ということで書かせてください。

 

ストア

 正直ストアに関しては私よりも敬愛するアンナさんの記事を見て頂くのが良いかなと思うのですが…(自分で書け←)

 ストア内の各ポジションについても詳しく書かれているので、渡米後配属先面接の参考にされると良いと思います。

www.annabelle5.com

 

 ストアで働かれていた皆さんは私の印象だと他のどのセクションよりもディズニーに対する思い入れと熱量が凄く、プロ意識の塊という感じがしていました。(ルームメイトがそういう子だったから…というのはあるかもしれないけど…笑)

 アンナさんのブログにも書かれていましたが、レストランのように回転率を気にする場面が少ない分、目の前のゲストやリピーターの方に対して何が出来るかを考える場面が多い(逆に言えば自分で考えないと成長出来る幅が狭まってしまう)という側面があるかと思います。

 たくさんゲストと話したいという方には、ストアのセクションはオススメです。

 

 

クイックサービス

 クイックサービスはダイニング・ストアと違ってクイック内のポジション分けはありません。Katsura Grill, Kabuki Cafe, Garden Houseの3つの屋外店、クイックサービスレストランを日替わりで担当します。

 

 外で仕事が出来る機会があるので、パークで働いている実感を持ちやすいのがクイックサービスの良いところだなと思います!

 毎日違う場所で仕事をするのは、毎回新鮮な気持ちで仕事が出来るというメリットがありますが、仕事を覚えるまでは大変そうではありました。

 

 

 

↓で各ポジションのコスチュームが見られます♡

PROGRAM | DISNEY INTERNATIONAL PROGRAM | MITSUKOSHI ORLANDO

 

以上がCRプログラム職種紹介(主にダイニング)でした!

 

 

今回もお読み頂いてありがとうございました。

ご質問等は以下のフォームまたはtwitterの質問箱からお願い致します。

 

bettyhannah-m.hatenablog.com