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見切り発車なQueer冒険記

毎日が刺激的な冒険。ディズニーキャストのプログラムはコロナで頓挫中。タイ🇹🇭→物流→CRP🇺🇸

タイに留学した理由

よしふじです〜

CRプログラムの思い出振り返るとまだちょっと濃すぎて自分的に纏まらないので、

あえて自分が留学した時の話を書こうかなと思っています。

 

タイに留学したのは大学4年の後期、

卒業要件の単位は全て取り終わった後に交換留学でタイの協定校に留学しました。

 

大学生の間にどうしても留学がしたくて、

しかも短期で語学学校とかじゃなくて英語圏の大学でちゃんと正規で授業を受けてみたかったんですよね。

なんで?って言われてもそこにはもはや「憧れ」しかない…笑

大学の協定校に交換留学するためには英語力を証明するTOEFLなりIELTSなりのスコアが必要で。

でも私は中々そのスコアに手が届かなかったんです。

選考を受ける大学によって最低スコアやGPAって違うんですけど、

一番低くても申請できる大学のスコアにすら届かない…

それでも諦めずにIELTSを受け続けるんですけど、そこでやっぱり何度も自問する訳です。

「そこまでして留学したいのはどうして?」

って。

 

でも何度も自問したところで、「海外ドラマみたいな大学生活を送ってみたい」ぐらいの憧れしか出てこなかった。

ただよく考えると自分のセクシャリティにもずっと悩んでたから、

他の国のLGBTsの現状というか肌感?みたいなものを現地で感じたかった、友達が欲しかったっていうのはあるかも知れない。

というか、そこが割と自分の中で主要な裏テーマだったというか。

結局全て包括して「憧れ」だった訳ですが…

 

そんな風にだらだら思考しつつ、IELTSを受け続けていたら、

協定校留学を申請する最後のチャンス!っていうタイミングで受けた試験で

ギリッギリ応募できる点数の取得が出来ました。

 

ギリギリの点数だから応募できる選択肢も限られていて。

でもどうしても英語圏が良いってその時は思っていたから

アメリカ、カンザス州の大学に応募をしました。

ただ低いIELTSの点数でも受けられるところとだけあって、2人の枠に応募者は12〜3人。

当然のことながら落ちてしまいました。。

(今思うとアメリカと言えど内陸の州は保守的と聞くから、合格しなくて良かったとちょっと思ってしまいます。。)

 

一度落ちてしまったからあーあ、とは思いつつ、

2次募集を見るとタイ、ベトナム、マレーシア、ブルネイとアジアの大学がずらり。

やはりアメリカ、イギリス、カナダの大学が人気だからでしょう。

ここで私はちょっと発想を転換して

「どの国だったらその現地以外の外国人とも交流がしやすいか?」

そして急成長中のアジアにおいて

「経済発展を肌で感じられそうな国はどこか?」

何より

「LGBTsフレンドリーな(ってこの言い方あまり好きじゃないのだけど)国はどこか?」

という基準で見てドンピシャなのがまさしくタイだったんですね。

これどこに応募するかでそれぞれの国のこと調べてる段階でも新たな発見があって面白かったんですよ。

ブルネイという国のことも私はこの募集で見るまであまり知らなかったのですが

調べてみると同性愛行為に刑罰が処される国だったんですね。。。

世界一お金持ちの国ということで興味はあったのですが、候補からは外しました笑

www.bbc.com

↑は昨年のニュースですが、留学検討時から死刑まではいかなくても刑罰はありましたね確か…

 

そんな訳で

東南アジアの中でも地理的に真ん中にあって、

バックパッカーの聖地カオサン通りがあって、

性別適合手術で海外から来る人も多い

タイに二度目の協定校留学の応募をすることに決めたのでした◎

 

面接日に熱を出してふらっふらで面接を受けたのも今となっては思い出。

晴れてタイの大学への協定校留学を勝ち取りました。

 

で、実際留学して思ってた通りになったかって?

実は

思ってた以上でした!

思ってた以上に英語でコミュニケーション取る機会があったし、

思ってた以上にタイの文化もその他の外国の異文化を感じられたし、

何より

タイ語がこんなに必須になるとは思ってもいなかったので、タイ語を学べました笑

これは大きかったなあ。。

 

自分の性格的にそんな他人にグイグイいけないので、

いきなりアメリカとかに行っちゃったらもう心折れちゃうと思うんですよ笑

タイ人で綺麗な英語話せる人って確かにあんまりいないけど、

お互い母国語じゃないから互いにわかろうとする姿勢があるから諦めずに話せる。

タイに留学に来てるヨーロッパの人たちもこちらから積極的に関われば仲良くなりやすい。

 

それを考えたらタイに行って良かったなぁと今は心から思います。

まあ恋愛的な収穫は一切無かったんですけどね!笑

その辺試行錯誤?した話もいつかは書こうかなと思っています。

 

石橋を叩いて壊すタイプの私が、考えるな!とりあえず行動して理由は後付けでもええやんって思えるようになったのもこの留学のお陰ですね。

 

たとえ誰かを納得させられるような理由が思い当たらなかったとしても、

どうしてもやりたいと思ったことには何かしら自分なりに筋の通った理由があるはずだから、とりあえず動きながらそれを言語化出来るよう考えたらええやんって思います。

 

目的が英語のスコア向上でもなく、学位取得でもない交換留学って

現地での生活自体が目的だから、目標設定には戸惑うと思うんですけどね。

実際にその国に行って考えてみるのもアリだと私は思います◎

 

以上、私がタイに留学した理由でした!