CRプログラム:コロナ禍による休業から解雇まで③
思いの外長くなってしまったので分けて投稿しております。
①と②はこちら↓
②でも書いたように最初のうちはただ仕事がなくなって、パークにも行けないだけ
(ディズニー大好きなCRP生にとってはそれは悲劇以外の何物でもありませんが…)
の夏休みのような感覚だったんですね。
ところが3/20にまずフロリダ州オレンジ郡から夜間の外出禁止要請が出されました。(25時〜5時)
それに合わせて寮も当然、その時間帯の寮間の行き来は禁じられます。
ディズニー寮は全部で4つあり、ルームシェア…ですが基本的に部屋割りはランダムなので仲良い子と固まるんですよね。
こうやって自由な時間が出来ると人間って。
ですのでそれまでは違う寮の誰かの部屋に遊びに行くってことも出来ていたわけですが
そういう人の行き来も、この頃から制限されてきた感じです。
そして3/25にはとうとうオレンジ郡全体で全日の外出制限がかかりました。
=完全に寮間の行き来は禁止です。
この頃から完全にステイホームの空気になってきて、
「人の気配を感じない…」と買い物等で外に出る度思いました。
もはや外出はWalmartかPublix(近所のスーパー)のみ。
スーパーと言えば、
日本でもトイレットペーパーが手に入らなくなったりしていたようですが
フロリダも保存効く食品やトイレットペーパーが手に入らず、スーパーの棚がガラガラな時期がありました。
食料品の不足はすぐに解消されましたが、トイレットペーパーは入荷曜日の噂が流れてきたらそれに合わせて買いに行くみたいなことしてましたね笑
外出自粛は、当初は4/9までの予定でした。
しかし4/2に4/30まで延長するとの声明が出されて休園が延びることが分かると自主退職する人もちらほら…
ところが結局は4/6にディズニーと三越から解雇のお知らせが届き、
4/16までに退寮するよう告げられたのでした。
これによって再開を信じて待っていたCRP生もプログラム終了を余儀なくされ、
卒業式もミッキーとの写真もなく帰国することになりました…泣
ビザの残り期限がある限りはプログラム復帰出来る可能性があるという異例の事態ですが、個人的には年内にパークが開くかどうかも微妙…と考えています。仮に開いたとしても日本からまた渡米して働けるようになる可能性は低いのではないかと。
少し悔いの残るプログラムとなってしまいましたが、私なりにこの出来事をどう昇華出来るか思案中です。
思い出せるうちにプログラム中に考えたこともまた書いていきたいと思っております◎