CRプログラム:コロナ禍による休業から解雇まで①
よしふじです。おうち時間、楽しめていますか?
私は先日プログラム解雇、退寮となったため日本に帰国し
2週間の自主隔離中です。PCR検査も無事陰性でした。
1ヶ月半前、3月の頭にはまさかこんなことになるとは思っていませんでした。
その頃はまだ「中国にほど近いアジア諸国や日本はコロナ(ダイアモンドプリンセス号のニュースを連日やっていたため)が大変らしい。」という程度の認識でした。
その少し後からアメリカにも西海岸を始めとして広がり、
東海岸もニューヨークやシカゴなどの大都市を中心として広がってきたという印象。
同じ東海岸でもずっと南の、なんなら南米に近い場所にあるフロリダまで影響が及ぶなんて思いもしなかったのです。
ですから、休業・閉園の連絡も唐突なものでした。
3月12日、ランチ営業でいつも通り仕事をしているとバックステージで悲鳴が。
「カリフォルニアディズニーが今月末まで一時閉園するって!」
その子は月末に休暇を取ってカリフォルニアディズニーに行く予定でした。
ゲストから聞いたそうですが、落ち込むのも無理ありません。
一度承認された休暇は取り消しが効かないのです。
それを聞いてもなお私は、「西海岸はコロナ感染ひどいって言うしなー」と
どこか他人事に感じていました。
そして忙しいディナー営業に差し掛かり、再びの噂。
「えっ、ここ(フロリダ)のパークも閉まるらしいよ」
ゲストからもスマホを見せられ教えてもらったり、
中にはホテルの予約センターで働くキャストもゲストの中には居て
「私たちは逆に忙しくなると思う」と。(そりゃそうだ)
何だかモヤモヤした気持ちのままその日の勤務を終え、
私たちの雇い主である三越から正式なメールが届いたのは翌日3月13日のことでした。
「3月15日が休業前の最終勤務日です」
フロリダのパーク閉園を予想してなかったとはいえ、
正直兆候はありました。
3月の2週目辺りからランチ時間のゲストが極端に減ったのです。
正確に数字を覚えているわけではないので概算ですが、
それまでランチタイムには1人で8人〜16人のゲストを1ターンに担当していたのが
8人担当がMAXという状態になり、閉園間際には自分の持ちテーブルがない時間があるぐらい暇な状態に笑
今思えばゲストが少なくなっていったのもコロナが近づいている証拠だったのかもしれません。
余談ですが
そんな状態なので早上がりシフトの人は閉園直前日には遅番の人とタッチ交代で上がれるというミラクル笑
通常ではフルシフトの人の休憩を回してから上がるので、そのようなことはあり得ません。
閉まる直前に色々とディズニーを堪能出来たのは、今となっては良い思い出です。
そして閉園の前日3月15日はゲストがお帰りになってからキャスト総出で大掃除をし、
備品も一箇所に纏めて2週間後の開園に向けて用意し仕事を終えたのでした。
次の記事では休園中の生活と解雇までを書いていきます。
まさか解雇になるとは思わなかったなー。